左は、従来の印刷方式(AMスクリーニング)で印刷したものです。右は、FMスクリーニングで印刷したものです。
弊社ではより高品質を求めてFMスクリーニングによる印刷を開始いたしました。従来のAMスクリーニングでは表現できなかった繊細なディテールや存在感が再現できるようになりました。その違いを上記のサンプルでご覧下さい。
再現性の特徴
細部のディテールをシャープに再現
特に効果的な製品・・・
風景・美術品・工芸品・着物・毛皮等
素材独自のリアルな質感を再現
自動車・食品・木工品
ハイライト部の階調を滑らかに再現
宝石・食器・ウェディングドレス等
シャドウ部の質感をリアルに再現
仏像・楽器・家具等
色合いを鮮やかに再現
洋服・花等
リアルな存在感を再現
金属製品・陶器
AMスクリーニングとは・・・
従来のスクリーニングの問題点
Amplitude Modulation Screeningの略。画像の濃淡を網点の大小で表現する従来の網掛けの方法。これに対して画像の濃淡を微小な同じ大きさの点を濃度に応じてランダムに配置して表現する方法を、FMスクリーニング(Frequency
Modulation Screening)という。従来のスクリーニングでは、それぞれの色版を網点に置き換え、網点が重ならないように各色角度をずらして重ねてあります。そのため、以下のような問題点が発生します。 ○ロゼッタパターン、干渉モアレが出る (別途写真用意) ○5色以上の多色刷りが難しい ○アミの細い線やエッジにジャギが出る (別途写真用意) ○ドットゲインによる印刷での色の振れ幅が大きい ○見当あわせに熟練が必要
FMスクリーニングとは
FMスクリーニングの特徴
Frequency Modulation Screeningの略。「FM」とは周波数変調を意味します。印刷用の版を作るときに、画像の濃淡を網点の大小で表現するのでなく、微細な点の面積で表現する方法。網点が微細なので、連続階調が美しく再現でき、しかもスクリーン角度に関係がないのでモアレなどが発生しません。細部の再現性が高まるので繊細な色の表現ができるなどの特徴があります。 ○精細再現が極めて良好 ○ロゼッタパターン、干渉モアレが出来にくい(5色以上の多色刷りにも向く) ○連続階調が美しく再現できる ○エッジがシャープに表現できる ○ドットゲインが少なく、印刷での色の振れ幅が狭い(再版時に色が合わせやすい) ○版ズレによる印刷物への再現性低下を防ぐことができる文章を入力してください。